アーティストインタビュー第1弾

こんにちは、編集部のryoです。

今回は、原宿のアートギャラリーに赴いた際に、

数々の作品を出品なさっていた、

感受色彩画家の wanaco** さんをメールにてインタビューさせていただきました。

10の質問項目を設けさせていただいたんですが、

本当に本当に熱い思いを伝えてくださいましたので、ご紹介します!

ARTBOXが聞く 10の質問

Q1. あなたにとってアートとは何ですか?


A:一生描いて行けたらいいなと思うし、生活の中に沢山存在しているものだと思います。


Q2. いつからアートに興味を持ち始めましたか?


A:アートという括りではなかったかもしれませんが、小さな頃からちらしの裏に絵を描いていました。
中学2、3年生の頃、美術部の顧問の先生に招待券をもらって見に行ったルネマグリットの『心の琴線』という作品を見て涙が出た経験がアート作品を生で見る事の面白さを教えてもらった大事な経験だと思っています。(ちなみにこの頃はイラストばかり描いていて絵の具はほとんど触ってませんでした…)


Q3. NO.2に伴って、いつから本格的にアートに関わり始めましたか?


A:28歳の頃からです。趣味がない…とぼやいていた私に「絵があるじゃないか」と友人が言ってくれたのがきっかけでもう一度描き始めました。


Q4. あなたが好きなアートのジャンルは何ですか?


A:心が留まり、心が動く作品ならなんでも。
昔は印象派が好きでしたが、今では人から教えてもらって興味を持ったものや広告や街中に溢れているのものをヒントに好きになったものもあります。


Q5. あなたが好きなアーティスト(影響を受けたアーティスト)は誰ですか?


A:ルネマグリット(上記の体験をふまえて)
   シャカラビッツのUKIさん
      チープトリップ
      Zaien Lily 
     青い金魚
     Mississippi Duck Festival
     廻猫
     COMezik
     燐
    日々見ている映画
    最近関わっているアーティスト仲間たちからは特に沢山の影響を受けています。


Q6. 最近の作品のテーマや題材とその表現方法について教えてください。


A:抽象表現で心や体で「ただ感じる」だけの展示を目指しています。
自然の中にいるような解放感や癒されるような感覚、雄大さやなんとなく綺麗だと思うような疑似体験ができる空間展示ができないかなと思っています。


Q7. アート作品を手がける(絵を描く)ことに対する、あなたの喜びはどこにありますか?


A:絵を描くこと自体がまず第一で、次に人に喜んでもらえること、
 心を動かしてもらえることがとても嬉しいです。
 誰かと繋がって沢山縁が広がっていくことも喜びの一つだと思います。


Q8. 今までの作品で一番思い出に残るものについて、教えてください。


A:難しいですね…作品を思い出すといろんな思い出が蘇ります。
   特にライブペイント作品は思い入れも強いです!!
これからの活動もふまえて強いて言うなら、第一回目の緊急事態宣言時に行ったお家展示(Instagramの鍵アカウントを使って来場から搬出までを演出、自身の家の中に作品を飾り写真を撮影。お家で飾るイメージを持っていただけるような投稿をしました。一回限りの諸刃の剣ですが笑)で描いたハガキサイズとその倍のサイズの作品たち。沢山の方にお迎えいただいて色んな感想も頂きました。今もその作品たちが誰かの生活を彩る一つになっていたらいいなと思います。


Q9. こんな場所で、こんな方法で自分の作品を公開したいなど、理想や憧れなどはありますか?


A:自然の中でライブペイントしたいし、真四角の空間の中に大きな絵を飾ってみたい。空間全体を使って作品で自然を演出することもしてみたいですね。
(7月に行った抽象表現展の展示方法を一室で)誰かのお家を自分の絵だけを飾って展示もしてみたいなぁと思います。(モデルルームみたいな)


Q10. 最後にどんなことでもいいので、一言お願いします。

A:お部屋にお花を飾ったり、ファッションを楽しむようにアートも楽しんで頂けたらいいなと思っています。
これからも息長く描いて行けたらと思いますのでよろしくお願い致します。

興味深いお話をたくさん聞くことができました。

そして、真摯にお答えいただいたことに心から感謝したいと思います。

私個人として、一番に思ったのは、

生活の中にアートが常に存在しているということ、そして、”えがく”ことが本当に大好きなんだということです。

例えコロナ禍にあっても、見せ方を工夫して、

色んな人に伝えようとしていてくれることにも、とても励まされました。

インタビュー後のお話

メールにてインタビューをさせていただいた後も、

何度かやりとりをさせていただき、さらに興味深いお話もお聞きできました。

例えば、描く人(アーティスト)の感じ方と、見る側の感じ方は全く違いますが、

そこがまたアートの魅力だと思うという点です。

感じ方によっては暴力的なイメージだったり、ネガティブな捉え方をする人がいるのも事実だけれども、その場合はアーティストの方はどう感じるのか疑問だったので、投げかけてみました。

自分の思い描く通りに見る側が感じてくれないと、

私のような素人の感覚だと、

「なんでわからないんだろう」

そんなふうに正直感じるものなのではないかと思ってました。

ですが、、、

wanaco** さんは、ネガティブな捉え方をされた場合には、

「悲しくなってしまうこともありますが、それもまた一つの見え方なのだと思う」

とおっしゃっていました。

「なるほど」の一言でした。。

つまり、答えを見出したり、アーティストは何を思ってこれを描いたんだろうか、

そう考えることもアートだけれども、ある人はこう思う、別の人はこう思う。

それもまたアートの思考だということですね。

そういう考え方をもって生きたことが私はなかったので、

その魅力の見出し方を知れたことに、これまた感謝だなあと感じております。

終わりに

好きなアーティストがいるから、その人の作品を見にいく。

好きな歌手がいるから、その人のライブに行く。

それは知ってるからこそ、好きだからこその”楽しみ方”に繋がる。

それもまたいいけど、

初めて行って、初めて見て、初めて聞く。そこから自分なりの感覚を見出す。

その”楽しみ方”を、これから少しずつ味わっていけたらなと思っています。

改めて、

wanaco** さん、本当にありがとうございました。

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