アーティストインタビュー第2弾ー②

編集部のryoです。

今回は、

前回お伝えしきれなかった、JAMOさんのインタビュー内容の続きを書きたいと思います!

そこから見えてくる”アーティスト”としての彼の思いは、感慨深いものでした。

心の中”を表現する


どのアーティストの方々も、

どういったスタイルを得意とした画家なのか、

どんなものをモチーフあるいは題材にアート作品を制作しているなど、

大きなジャンルのようなものが存在していると思うんですが、

JAMOさんはご自身のことを、

「新感覚主義」あるいは「ネオセンシュアリズム」と表現しています。

要約すると、

何かのテーマに沿って書くというよりは、

自分の中にあるモヤモヤなどの、”心の中”にあるものを、

アートを通してありのままに写し出したり描いたりするということのようです。

そして、そのことを彼自身は、

「出しちゃダメなものを、絵を通してなら出してもいいような気がして、絵にそれをぶつけるようになった」

とおっしゃっていました。

確かに、自分の気持ちをストレートに表に出すということは、想像以上に難しい場合があると

私も感じることがあります。

それは、恥ずかしいという感覚だったり、勇気がいるという感覚の場合もありますし、

他人がそれを聞いてどう思うのかという気持ちが先行するゆえに、

ネガティブな感情を露わにするのがためらわれる場合もあります。

それでも、絵を通してなら自由にありのままに表せるという考えにいたったということ、

またそう思えるアーティストとしての彼のセンスに、

私個人として少し嫉妬してしまいました(笑)

心の中にあるものは、綺麗なものだけではない


インタビュー当日に、

何枚か絵を持参していただいたんですが、

次の絵は、

彼のありのままの心を表現している作品です。

ご本人が生い立ちを話してくださる中で、

この作品に関しても教えてくださいましたが、

実は、

17歳の時にお母様を亡くすという、辛い経験をされたようです。

当時は、何も手につかないような状態だったようで、

きっとその時には本人にしかわからない、色々な感情が沸いていたことと推測されます。

だからこそ、

「出しちゃダメなもの」

という言い方を彼はしていたんだと思います。

つまり、そのことからわかるように、

作品の左側の手は母親の手で、

右側の手はJAMOさんの手を表わすことでそれを表現しているということですね。

彼は、そういう心の感情を、

この絵を通してありのままに出したわけです。

当たり前の話ですが、

嬉しいとか、楽しいとか、幸せなどといった前向きで積極的な要素だけが、

心の中にあるわけではありません。

もちろん、

この作品を見た印象は人それぞれ違うはずですし、

彼のどういった心を移し出しているのかわからなければ、

イメージも違ってくると思います。

ただ、それを出せるのがやはりアートの魅力で、

心を表現するその重みや深さを、

この作品を通して直に見ることができたような気がしました。

描く=表現する


描くということは、

ある意味表現することですが、

それをストレートに感じるインタビューになったのではないかと個人的に感じています。

インタビュー終盤では、

絵を描いてみたいけれども、

なかなか一歩が踏み出せない人に対して、

「まずは、とにかくなんでもいいから描いてみて、それを見せてみることが大事」と、

おっしゃっていました。

彼自身も、絵を習ったことなどは全くありませんでしたが、

『心の中のものを表現したい』というその思いから、

初めは、ネットでキャンバスを買ってみて、無我夢中で何枚も描いたようです。

そこから、画材屋というものがあることを知り、

目を輝かせながら直接画材道具を買いにいったことを今でも覚えているようです。

きっとその感覚が、

今のアーティストとしての彼を作り上げていったんだと思います。

何かに”夢中”になる感覚は、大人になるに連れて忘れていってしまうものなので、

そういったある意味童心に帰ったような、

胸躍るようなお話を聞くことができて、本当によかったと感じています。

そして、たくさんの貴重なお話をしてくださった、JAMOさんにも心から感謝しています。

この記事を見た方も、

ぜひ何かを表現する喜びを感じてほしいと思っていますし、

とてつもなく絵のセンスがないと思っている私自身も、、、、、

「描いてみたい」

とそう思わせられる貴重な経験でした!

アーティストインタビューの最新記事8件

>あの頃何かに夢中になった感覚を

あの頃何かに夢中になった感覚を

大人になるにつれ、何かに夢中になることも少なくなり、好きなモノを好きと言うことが恥ずかしいと感じることさえあります。
でも、この「ART BOX」のblogを通じて、アートにしかない魅力やアーティストの思いを伝え、子供の頃の目を輝かせるようなキラキラした感覚を取り戻せる、そんな場所になればいいと思っています。

CTR IMG