アーティストインタビュー第6弾

こんにちは、編集部のryoです。

今回は画家の ta_ma さんをメールにてインタビューさせていただきました。

今回も10の質問項目を設けさせていただきました。

アートに掛ける思いをじっくりお答えいただきました。

ARTBOXが聞く 10の質問

Q1. いつからアートに興味を持ち始めましたか?


A:小学生の頃家に美術全集があり、それを繰り返し眺めていました。印象派から始まって、アフリカ美術や中南米の美術に触れ、視野が広がった気がします。高校生の頃には庭園や仏像にまで対象が広がりました。


Q2. NO.2に伴って、いつから本格的にアートに関わり始めましたか?


A:大学生の頃からですね。それまでは本を通じて触れていた作品の数々に、上京して直に触れる機会を持てるようになり、印刷と全く違う実物の佇まいに魅力され、言い表せない刺激を受けました。粘土をこねたり木を削ったりコンテで絵を描いたりしましたが、iPadで描いてインスタグラムにアップして皆さんに見ていただく今のようなスタイルで絵に向き合ったのは一年半ほど前からになります。ずっとどんな表現が出来るのか試してきていて、自分なりに何かを描き始めたかな?と思うのは一か月程前からです。


Q3. あなたが好きなアートのジャンルは何ですか?


A:油画ですね。彫刻も好きです。ジャンルと言って良いのか分かりませんが、仏像にもとても惹かれます。


Q4. 好きなアーティスト(影響を受けたアーティスト)は誰ですか?


A:私の絵を見ても影響は感じられないかも知れませんが、ゴッホとクレーとクリムトとモネ、ルオーは特に好きな画家です。それと奈良、京都の天平仏には接する度に心揺さぶられます。インスタグラムで発表されている皆さんの作品にもものすごく刺激を受けています。


Q5. 最近の作品のテーマや題材について教えてください。


A:最近は「小世界」をテーマに描いています。一つ一つに独立した物語があって、それが連なる事でなにかの雰囲気が出せればいいなと思います。ある人が新しい時代のタロットのようだ、と評してくれたのですが、自分でも腑に落ちた気がします。題材や表現は様々ですが、白い円形が作品のどこかに共通して描かれています。


Q6. 最近の作品の表現方法について教えてください。


A:デジタルでばかり描いています。きちんとした修練を積んでいない自分には、何度でもやり直したり、色彩を変更したり、階層を重ねたり外したりできることが、描くと言うことへのハードルを低くしてくれています。
ずっと暗い色調の物が多かったのですが、最近は光を感じさせる色使いに取り組んでいます。絵を描く時には手で再現出来ないような効果は使わないようにしていたのですが、気持ちがほぐれたのか、そこにこだわらなくなりました。


Q7. アート作品を手がける(絵を描く)ことに対する、あなたの喜びはどこにありますか?


A:今はインスタグラム限定で公開しているのですが、見ていただいた方から意見を聞かせてもらえたり、反響があるととても嬉しくなります。


Q8. 今までの作品で一番思い出に残るものについて、教えてください。


A:父が死去した時は供養の絵を描き続けました。絵を描くことで気持ちの整理の助けになったのかと思います。また初めて家族にこれはいいかもと言ってもらえた時も嬉しかったです。


Q9. こんな場所で、こんな方法で自分の作品を公開したいなど、理想や憧れなどはありますか?


A:まず自分自身、プリントして、額装をして、自分の絵をリアルなものとして向き合って見たいです。デジタルのままの展示もお誘いを頂いたことがあるのですが、やはり壁に掛かった自分の絵を見てみたいです。


Q10. あなたにとってアートとはなんですか?


A:油画も、彫刻も、そしてここでは触れませんでしたが音楽も含め、アートは人が人として豊かに生きていく上で無くてはならない物だと思います。自分が絵を描く事で、そのほんの片隅にでも関われたら嬉しいです。

 

インタビューを聞いて

 

アフリカ美術や中南米の美術に影響を受け、

高校時代には庭園や仏像にも興味を持ったというta_maさん。

 

アフリカ美術?中南米の美術…?

あまり聞きなじみの無いものだったので調べてみると、

「地球上で最も多様で創造性に富む芸術的遺産の1つ」

とありました。

 

現在のようなスタイルになったのは一年半ほど前のようですが、

それまで様々な方法を使って表現していたそうです。

若い頃からこういった多様な芸術に触れることで、

ta_maさんの中に様々な表現技法が蓄えられていたのではないでしょうか。

 

また、一番思い出に残る作品で、

お父様がお亡くなりになった際に、

供養のために描いた絵を挙げていただきました。

 

悲しい気持ちを絵に交え、気持ちを整理する。

 

アートの持つ力にはこういうものもあるのか。

そう感じるエピソードでした。

 

作品について

 

ta_maさんはデジタルアートを主に描かれています。

しっかりと修練を積んでいないと仰っておりましたが、

独学でこの独特な世界観が表現できるのはやはり、

今まで培ってきたものの成果なのでしょう。

 

現在、作品はインスタグラム限定で公開しているそうで、

色々と拝見させていただきました。

 

少し前の作品には色調の暗いものが多かったですが、

最近では光を感じさせる作品が見られます。

 

皆さんにもいくつか作品をご覧いただきましょう。

 

 

皆さん、どのように感じましたか?

 

私は初期のta_maさんの作品に対して、

第一印象で、少し暗いストーリー性を感じました。

しかし他の作品を見ていくと、

人と人が手を繋いでいるようなものや

光を求めて手を翳す人々のような作品が。

徐々に作品に明るさを感じるようになりました。

 

作品それぞれに物語や、一貫した雰囲気があり、

見る人によって様々なストーリーが浮かぶのではないでしょうか。

 

こういった幾つもの作品を通して見てみるのも、

アートの楽しみ方のひとつなんですね。

  

終わりに

 

デジタルでの展示のお誘いはあったそうですが、

やはり壁に掛かったご自身の絵を見てみたい。

そう仰るta_maさん。

これからインスタグラムだけではなく、

様々なプラットフォームや展示会で

ご活躍するのを楽しみにしております。

 

今後ARTBOXでも様々な企画をご用意していきますので、

ta_maさんのお力になれればと思います。

 

この度はインタビューにお答えいただき、

ありがとうございました!

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