アーティストインタビュー第8弾

こんにちは、編集部のryoです。

今回はハイブリッドアーティストの kawakita atsushi さんを

メールにてインタビューさせていただきました。

今回も10の質問項目を設けさせていただきました。

メールでのやりとりでしたが、

文面からエネルギッシュさが伝わる魅力的な方でしたので、

それも踏まえてお伝えできればと思います。

ARTBOXが聞く 10の質問

Q1. いつからアートに興味を持ち始めましたか?


A:アートとして意識し出したのは、20代の頃だと思います。
妻が建築士で、よく美術館や建築を観に連れて行ってくれたのがきっかけです。
自分で考えられる力というか、発見や楽しさもあって、少しづつアートに興味が湧いてきました。
僕はスケボーと音楽が好きで、ストリートカルチャーに囲まれて育った若者だったので、美術館は不思議な空間で新鮮でした。
岡本太郎さん、エゴン・シーレ、彫刻家のテオ・ヤンセンの作品には、稲妻が走る衝撃を受けました。


Q2. NO.2に伴って、いつから本格的にアートに関わり始めましたか?


A:アート制作のスタートは、2016年です。
娘にオリジナル絵本をプレゼントしたくて、始めました!ただ、それまで絵を描いた事がない人生だったので、とりあえず水彩絵の具と筆とパレットを買いに行きました。そして、一発目に描いた水彩画を仲間達に見せたら、驚くほど喜んでくれました。運良く、水彩画を5枚ぐらいスラっと描けた喜びと、仲間のリアクションが無ければ、絵本も絵も諦めて続けていなかったと思います。


Q3. あなたが好きなアートのジャンルは何ですか?


A:現代アートです。
カッコいい!面白い!
って感じれる作品なら、絵でも立体でもスケボーでも音楽でもダンスでも、何でも好きです。


Q4. 好きなアーティスト(影響を受けたアーティスト)は誰ですか?


A:子供達です。
子供達の成長と表現力は、本物のアーティストです。

画家は、岡本太郎さんとエゴン・シーレです。
僕の中で、ずっと心の師です。

絵本作家では、エリック・カールとレオ・レオニが、絵と文も最強ですね。長 新太さんや荒井良二さんも、ぶっ飛んでいて楽しくて大好きです。

音楽家ならDJ KenseiさんとAoki takamasaさん。

スケーターはFESNの森田貴宏さん。

良い意味で、
10代の頃からこの方達の存在が大きすぎて、
影響という呪縛から解放されるまで、随分と長い年月が経ちました。
ずっとリスペクトしてます。ありがとうございます。
自分の殻が割れて、パッと開けたのが2019年!

ハイブリッドアートを見つけてからは、影響を受けるのは常に、自分自身から溢れ出るエネルギーです。子供の頃から自己表現をずっと探していて、ようやく他人との比較や影響というフィールドから抜け出す事が出来ました。大きな収穫と喜びです。そしていつも協力してくれる家族と仲間と皆さんに感謝します。ありがとう。


Q5. 最近の作品のテーマや題材について教えてください。


A:僕の表現には二つの顔(側面)があります。
一つ目は、大人達の世界に向けて、現代アートでアンチテーゼし、若者達に、いつでも勇気と希望を与えられる表現を志しています。
二つ目は、四季と文化を大切にする人達の平和な世界を描いています。

信じれるものが少なくなってきているこの世界で、作品を通して、見るものに優しさ、温かみ、鋭さ、厳しさを与え、心の奥底にそっと語りかけています。


Q6. 最近の作品の表現方法について教えてください。


A:2019年にインクとヘラとパソコンを組み合わせた、アナログとデジタルを融合させた技法を、独学で編み出しました。
ハイブリッドアートと呼んでいます
ハイブリッドアートで使う題材は基本、インクとヘラ一本です。
描く紙は、段ボールでも画用紙でも、発色と柄の表情が面白ければ、何でも使います。
パソコンは消しゴムを使う程度です実際(笑)
色彩感覚を大切にし、手描きの温もりと、デジタルでしか表現できない細かな表現が特徴です。
作品にCGは使っていません。


Q7. アート作品を手がける(絵を描く)ことに対する、あなたの喜びはどこにありますか?


A:・魂の成長。
・常識というシステムから抜け出す手段。
・個展でみんなの笑顔と笑い声に包まれる時。
・作品が新しいお家に旅立つ時。
・ご縁によって導かれる人と人との繋がり。


Q8. 今までの作品で一番思い出に残るものについて、教えてください。


A:『今を生きる』という作品は、描くという意識と想像から離れた実験作品です。
紙の上で、自由に泳がせた液体と顔料が混ざり合うのが面白く、この発見により、アートは何をやってもいい、自由でいいのだと、気付きを与えてくれた思い出に残る作品です。


Q9. こんな場所で、こんな方法で自分の作品を公開したいなど、理想や憧れなどはありますか?


A:僕の夢は、ニューヨークで個展をする事です。
2020年の年末に、夢として覚悟を決めました。

ビジョンは見えています。
日本の素晴らしい四季や文化を、僕にしか表現出来ないハイブリッドアートで世界にチャレンジします。
人との繋がりとご縁を大切にしながら、夢に向かって旅をしています。


Q10. あなたにとってアートとはなんですか?


A:僕にとってアートとは、
『今を精一杯生きること。そして人々の眠っている活力を呼び覚ますこと。嘘をつかないこと。
優しさと感謝の気持ちを忘れないこと。』
笑顔と笑い声があれば、人はハッピーになれると信じています。

 

インタビューを聞いて

 

奥様が建築士で、美術館や建築を観に連れて行ってくれたことで、

アートへの興味を抱いたというkawakita atsushiさん。

ストリートカルチャーに囲まれて育った彼には、

美術館は不思議な空間で新鮮だったそうです。

 

触れたことのない文化に触れたときの

形容しがたいあの感覚。とても分かります。

 

また、本格的に始めたきっかけが、

娘さんへオリジナルの絵本を描きたくて。

なんだか物語になりそうな素敵なお話ですよね。

 

影響を受けたアーティストという質問に、

まず挙げられたのが、『子供達』でした。

 

たしかに子供達の自由な発想や表現力は、

驚くことばかりです。

大人になり、忘れてしまったあの発想や表現力を

彼は大事にしているのでしょう。

 

また、そのあとに様々な方たちを挙げて頂きましたが、

「この方達の存在が大きすぎて、

影響という呪縛から解放されるまで、随分と長い年月が経ちました。」

と表現されています。

そして、自己表現を追い求め辿り着いた

ハイブリッドアートという唯一のもの。

今では影響を受けるのは、

自分自身から溢れ出るエネルギーだといいます。

 

自分自身を確立した上で、

今まで出会ってきた方たちに感謝するその姿勢が、

本当に素敵でかっこよく思えました。

 

作品について

 

2019年にインクとヘラとパソコンを組み合わせた

独自の技法、ハイブリッドアート。

 

アナログならではの手描きの温もりと、

デジタルでしか表現できない細かな表現が特徴のようです。

 

また、kawakita atsushiさんの表現には、

二つの顔があるといいます。

 

「一つ目は、大人達の世界に向けて、現代アートでアンチテーゼし、

若者達に、いつでも勇気と希望を与えられる表現を志しています。

二つ目は、四季と文化を大切にする人達の平和な世界を描いています。」

 

現代アートならではのアンチテーゼだけではなく、

若者たちへのメッセージも含まれているんですね。

このブログからアートへ興味を持った若者たちにも

何か感じ取ってもらえると嬉しいです。

 

『今を生きる』

こちらの作品は、kawakita atsushiさんの中で一番思い出に残る作品だといいます。

 

「自由に泳がせた液体と顔料が混ざり合うのが面白く、

この発見により、アートは何をやってもいい、自由でいいのだと、

気付きを与えてくれた思い出に残る作品です。」

 

アートに対する考えを改める大きなきっかけになった作品のようです。

他にも素敵な作品があるので、ぜひご覧ください。

 

『advance』
『四季や文化を大事にする人たちの町』

 

終わりに

 

「ヘラ一本で世界へチャレンジ」

 

Instagramでとてもかっこいいスローガンを掲げていました。

 

ニューヨークで個展を開くという

大きな夢を抱くkawakita atsushiさん。

そのビジョンも既に見えているそうです。

 

ヘラ一本で世界の人々に

日本の四季や文化をkawakita atsushiさんの表現で

伝えていって欲しいです。

 

最後に、

「笑顔と笑い声があれば、人はハッピーになれる。」

 

子供の頃はそれだけで本当に幸せでした。

大人になって様々なものに触れ、

幸せという概念を忘れてしまいがちです。

改めて意識するきっかけになりました。

 

今回はインタビューにお答えいただきありがとうございました。

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